データ、編集権限、ターミナル
Mac に残るデータ、モデルに送られる内容、実行ごとの編集権限と、停止しても編集が戻らない理由。
コードの読解、AI Reader への質問、ターミナルコマンドの実行では、アクセスする対象が異なります。それぞれが何を読み、何を変えられるかを説明します。
データの送信先
| 操作 | 処理内容 |
|---|---|
| ファイルの閲覧・読解・検索 | Mac 内で処理 |
| Go to Definition などのナビゲーション | 対応するローカル言語サーバーが処理 |
| AI Reader に質問 | メッセージと関連コードを設定済みのモデルエンドポイントに送信 |
| AI Reader の編集を許可 | 開いたプロジェクト内のテキストファイルを変更可能 |
| ターミナルコマンドを実行 | macOS ユーザーの権限で実行 |
リクエストには、添付したファイルや選択範囲だけでなく、調査中に AI Reader が見つけたコードも含まれます。添付は出発点を指定するもので、読む範囲を制限しません。
リモートエンドポイントでは、コードを Mac の外でプロバイダーが処理します。制限のあるコードを送る前に、プロバイダーの規約と所属組織の規則を確認してください。
アプリがネットワークに接続するとき
Yenpo アプリにはテレメトリー、アクセス解析、自動更新確認はありません。利用状況を報告したり、自動で新しい版を探したりしません。新しいビルドはダウンロードページから取得します。
次の操作をした場合にネットワークを使います。
| 操作 | 接続先 |
|---|---|
| AI Reader に質問、プロバイダーへのサインイン、Settings → Models でモデル一覧を取得 | 設定したモデルエンドポイント |
| Settings → Code Navigation で rust-analyzer をインストール | GitHub の固定された公式リリース。利用前に検証 |
| Rust の依存関係が不足した際に Retry を押す | プロジェクトで cargo fetch --locked を実行し、設定済みの Cargo レジストリに接続 |
| リンクを押す | ブラウザーで開く |
| ターミナルでコマンドを実行 | そのコマンドがアクセスする先 |
0.1.293 以降は、言語サーバーが自動的に取得することはありません。Cargo と Go はオフラインで動き、TypeScript は型パッケージをダウンロードしません。取得済みの crate や Go モジュールは使えます。それ以前も Cargo はオフラインですが、gopls と TypeScript Language Server はモジュールや型パッケージをダウンロードする場合があります。
API キーと画像
API キーは Settings → Models に入力します。現在のプレビューではキーを macOS Keychain ではなく、アプリのローカル設定(UserDefaults)に保存します。設定のエクスポートやバックアップは機密情報として扱い、不具合報告に添付しないでください。
画像入力はプロバイダーごとに既定で無効です。対応するモデルと API の場合に限り有効にし、そのエンドポイントへ送ってよい画像だけを添付してください。小さな部分を示すスクリーンショットでも、他の場所に非公開コードや認証情報が写り込む場合があります。
既定では読解のみ、編集は実行ごとに許可する
AI Reader は許可がなければ読み取り専用です。通常の会話で Allow Edits を有効にできます。権限はその実行だけに適用し、次回の実行や分岐した会話は再び読み取り専用で始まります。
編集を許可すると、プロジェクト内のテキスト置換、ファイルの作成・削除ができます。シェルコマンドや Git 状態の変更は実行できません。Git 比較の会話は編集設定にかかわらず常に読み取り専用です。
実行前に既存の未コミット変更を把握し、後で AI Reader の編集を差分で区別できるようにしてください。権限スイッチではファイルを復元できないため、バージョン管理とバックアップを継続して使います。
停止しても編集は戻らない
Stop は可能な場所で実行をキャンセルします。モデルの回答が完了しなくても、ディスクに書かれた変更は残ります。
編集実行が中断したら:
- 影響したファイルと作業ツリーの差分を確認します。
- 完了した変更を特定します。
- 普段のツールで保持、調整、取り消しを行います。
回答の停止やエラーだけを理由に、何も変わっていないと判断しないでください。
ターミナルは別の機能
Yenpo のターミナルは macOS ユーザーとして動きます。プロジェクトフォルダーから起動しますが、サンドボックスではありません。コマンドはユーザーがアクセスできる対象にアクセスできます。
AI Reader はターミナルのコマンドを実行できず、入力、出力、履歴も見ません。出力をメッセージに貼り付けると会話の一部になるため、送信前に内容を確認してください。
そのため、AI 回答にあるコマンドやテストは提案です。自分で実行するまでは未実行です。
ウェブサイトのプライバシー
サイトのアクセス解析、ブラウザー内の保存、ホスティングについてはウェブサイトのプライバシーをご覧ください。これらはアプリやモデルプロバイダーには適用されません。