使い始める

モデルプロバイダーを接続する

API の種類、エンドポイント、API キー、モデル ID を設定します。リクエスト URL の組み立て方と接続エラーの確認方法も説明します。

AI Reader は Settings で選択したプロバイダーを使用します。利用可能なモデルと料金はプロバイダーのアカウントで決まります。ファイルの読解と検索に、この接続は不要です。

プロバイダーを追加する

Settings → Models で Add Provider(プラスボタン)を押し、新しい項目を Current provider に選びます。「Team gateway」など、見分けやすい名前を付けます。名前は表示用であり、使用する API には影響しません。

次の項目を入力します。

項目 入力する内容
API type サービスのプロトコル:OpenAI Chat Completions、OpenAI Responses、Anthropic Messages
Endpoint ゲートウェイで必要なパスの接頭辞も含むサービス URL
Authentication / API key API キー、またはそのプロバイダーのサインイン方法
Model アカウントで利用できる正確なモデル ID

API キーは Settings のみに入力し、会話やプロジェクトのファイルに書かないでください。キーの代わりにアカウントでサインインできる場合は、Sign-in method から選べます。

エンドポイントと API の種類を合わせる

モデル名だけではプロトコルは分かりません。一つのゲートウェイが、似た名前のモデルを異なる API で提供する場合があります。サービスの API 文書を確認し、必要なパスの接頭辞を残してください。

以下は Yenpo がリクエスト URL を組み立てる例です。実際に使えるサービスではありません。

API の種類 Endpoint の入力例 リクエスト URL
Chat Completions https://gateway.example/v1 https://gateway.example/v1/chat/completions
Responses https://gateway.example https://gateway.example/v1/responses
Messages https://gateway.example https://gateway.example/v1/messages

エンドポイントがすでに /chat/completions、/responses、/messages で終わっていれば、対応する API でそのまま使います。Responses と Messages は /v1 で終わる場合、最後の部分を補います。Chat Completions は入力したアドレスに /chat/completions を付けますが、不足している /v1 は補いません。

エラーが出たら、通るまで API の種類を切り替えるのではなく、サービスが対応するプロトコルとリクエストの完全なパスを確認してください。

モデル ID

Model にモデル ID を入力します。サービスが一覧を公開していれば Fetch List も使えます。一覧取得とモデル呼び出しは別のリクエストなので、取得に失敗してもモデルは使える場合があります。文書にある ID を直接入力してみてください。

Context length は入力と出力の予算、会話を圧縮するタイミング、その後に残す文脈量に影響します。モデルの文書にある上限を入力してください。空欄なら Yenpo の既定値を使います。小さすぎると不要な圧縮が起こり、大きすぎるとモデルがリクエストを拒否する場合があります。

Pricing は実行詳細に表示する費用の推定に使用します。プロバイダーの単価を入力してください。実際の請求やモデルの利用権限は変わりません。最初の接続を確認する間は、他のモデル設定はそのままにしてください。

画像入力はプロバイダーごとに既定で無効です。送る画像をモデルと API が受け付ける場合のみ、Accept images を有効にします。

小さな質問で確認する

このサービスに送信してよい小さなファイルを開き、質問します。

入力が空のとき、この関数は何を返しますか。該当する分岐を引用してください。

回答が返れば接続は機能しています。ただし回答の正しさは別なので、コードと照合してください。

リクエストには入力したメッセージだけでなく、AI Reader がプロジェクトで見つけた関連コードも含まれます。機密コードをリモートに送る前に、データ、編集権限、ターミナルを確認してください。

リクエストが失敗した場合

症状 確認すること
認証・権限エラー 選択したアカウントやキー、エンドポイントの所有者、モデル利用権限
Not found、非対応 API API の種類、ゲートウェイの接頭辞を含む完全なパス
モデルが見つからない 正確なモデル ID とアカウントの利用権限
Fetch Models が失敗する サービスが一覧を提供するか。文書にある ID の直接入力も試す
タイムアウト・ストリーム中断 ネットワーク、プロキシやゲートウェイの動作、プロバイダーの稼働状況

HTTP ステータスだけでは原因を特定できないことが多く、ゲートウェイが上流のエラーを書き換える場合もあります。報告にはエラーメッセージ、API の種類、非公開情報を除いたエンドポイントを含め、API キーは決して含めないでください。

編集を許可した実行が中断した場合は、再試行前に作業ツリーを確認してください。最終回答がなくても、ファイルは変更されている場合があります。