Codex の作業をマージできるか判断するには、ブランチのコミットと、作業ディレクトリに残った変更の両方を読む必要があります。Yenpo ではコミットの比較を残しながら現在のファイルも確認できます。

Yenpoと作業結果を含むローカルのチェックアウトを用意します。例の codex/search-fix と main は実際のブランチ名に置き換えてください。

1. Codex が変更したチェックアウトを開く

Codex は別の worktree で作業することがあり、名前付きブランチではなく detached HEAD の場合もあります。未コミットのファイルを見るには、その worktree のディレクトリを Yenpo で開きます。詳しくは OpenAI の worktree ドキュメントを参照してください。

タスクの作業ディレクトリで実行します。

git rev-parse --show-toplevel
git branch --show-current
git rev-parse HEAD
git status --short

ブランチ名が空なら detached HEAD の可能性があります。コミット ID を記録してください。ブランチを作らなくても Yenpo の「コミット」モードで個々のコミットやローカル変更を読めます。以下のブランチ比較を行う場合は Codex の「Create branch here」でブランチを作り、Yenpo の選択画面を開き直します。リモートのタスクは、普段の Git の手順で結果をローカルに用意します。

2. ブランチを main と比較する

  1. サイドバーの「バージョンを比較…」をクリックし、「比較」を選びます。
  2. 「比較元」の「ローカルブランチ」から main を選びます。
  3. 「比較先」の「ローカルブランチ」から codex/search-fix、または Codex で作成したブランチを選びます。
  4. 「ブランチの分岐以降」で共通祖先からの変更を表示します。
  5. 方向と短いコミット ID を確認して「変更を表示」をクリックします。

origin/main を使う場合は「比較元」で「リモートブランチ」を選びます。ここにあるのはローカルのリモート追跡参照です。新しい基準が必要なら、普段の Git クライアントで fetch してから選択画面を開き直します。

知りたいこと 比較モード
main から分岐したあとに追加した変更 ブランチの分岐以降
現在の二つの先端の違い 直接比較
一つのコミットと第一親の違い コミット

main も進んでいると、直接比較には両側の差が含まれ、分岐以降の比較は対象側の変更だけを表示します。違いはバージョンの選択方法を参照してください。

3. コミット済みの差分を読む

変更ファイルのツリーから開き、呼び出し元、変更した条件分岐、対応するテストを確認します。バージョン行にポインターを置くと完全な ID を確認できます。比較はそのコミットに固定されるため、Codex がコミットを追加したら比較を開き直します。

モデル接続後に「この比較を AI にレビューしてもらう」をクリックします。比較の添付を確認し、下書きを編集します。

キャンセル、エラー処理、呼び出し側の前提に退行がないか比較をレビューしてください。各指摘に発生する入力や状態、変更箇所、期待動作と実際の動作、コードの参照を付けてください。既存の問題と今回導入した問題を区別し、確認できなかった範囲も示してください。

回答の参照が選んだバージョンに対応するか、各指摘の発生条件が実際に起こり得るかを確認します。Git 比較の会話は常に読み取り専用です。

4. 未コミットの変更を別に調べる

サイドバーのプラス/マイナスの「変更」へ戻ります。「ローカルの変更」は未保存の編集を含む現在の内容と HEAD を比較します。追加・変更・削除したファイルを確認し、Git やテストを使う前に残す編集を保存します。

インデックスと作業ツリーを分けて見るには、次を実行します。

git diff --stat HEAD --
git diff --cached --
git diff --
git ls-files --others --exclude-standard

最初は追跡済みファイルの HEAD からの正味の差を集計します。続く二つはステージ済みと未ステージの差分です。最後は無視されていない未追跡ファイルの一覧なので、内容はファイルを開いて読みます。ステージ済みと未ステージの編集は相殺することがあり、次のコミットに入る内容は正味の差だけでは判断できません。

「すべての変更を AI にレビューしてもらう」は HEAD に対する現在の変更の下書きを別に用意します。これらは先ほどのコミット比較の範囲外です。Codex がコミットを作っていなければ、作業全体がここにある場合もあります。

5. マージ判断の根拠を残す

比較した ID、未コミットの確認有無、確定した問題、実行したテストを記録します。マージする予定のチェックアウトとバージョンで検証してください。現在のファイルのテストでは、固定した比較にないコードを実行している可能性があります。

修正を依頼したら、関連する比較とローカル変更を再確認します。関数が理解できなければ自分のモデルによる解説と参照の確認へ。一回の依頼を単位に進める場合は Claude Code の手順も使えます。